2021-12-29
2021 年の振り返りと 2022 年やりたいこと
2021 年いろいろあった。振り返る。
大学生業
同期や後輩、博士号持ちの同僚などから教わりつつ、春学期は 17 単位をとれた。他の人に比べると少ないんだけど、フルタイム労働と両立していることを考えるとかなり偉いと思う。秋学期の成績はまだ確定していないが、再々履修の微分積分 A は今年も落としてしまうことがわかっていて、必修科目なので再々々履修を頑張る必要がある。みんなが一年次に修得していることはいまだに信じられない。
頑張ったが昨年度のツケは返済しきれず、来年度も B3 をやることになった。つまり留年。もっとも、筑波大学は留年が盛んで、経験者の友達がいるので心強い。
サークル活動などにもかなり時間を使った。というのも、大学における学問的な部分は Ubie が落ち着いてから取り組んでも価値があまり変わらないと思う一方、遊びの部分は今の年齢でやることに意味があると思っている。飲み会のゲームや後輩の名前を覚える時間はまったく生産的ではないだろうけど、やはり今後の人生をより豊かにしてくれると信じていて、来年もやっていきたい。
労働
今年も元気に Ubie で働いていた。Ubie では四半期ごとに Value Award という全社表彰があり、今年は個人として2回、チームとしても2回獲得することができたため、それなりに頑張ったと言えそう。記念品の T シャツはダブって困っている。メルカリに出して売れるくらい会社が有名になると嬉しい。
内容としては、引き続きユビー AI 受診相談の企画・開発をしていた。昨年に比べると、企画の前段としての KPI 設計や分析みたいな仕事が増えたが、ここは満足する成果を出せず悔しい。その他、印象に残っている仕事はこのあたり。
- Nuxt.js から Next.js へのリプレイス
- DOM 変更を記録して、ユーザー行動をビジュアル分析する社内ツール作成
- Web アプリを Capacitor でネイティブアプリ化
12 月からは新設された Ubie Focus に移籍し、いわゆる Individual Contributor に近そうな働き方をしている。Individual Contributor が何かよくわかっていないので違うかもしれないが、要は組織開発や採用活動、課題探索から離れて、既に見えているプロダクト課題の解消にフォーカスするような役割だ。
Ubie での仕事はすごく楽しいんだけど、やはり内容とは関係なく被雇用の辛さはある。正社員になってから奇行が増えた、と指摘されることが多く、大学コミュニティで使っている Twitter の投稿を見るとそれなりに説得力がある。
意味がわからないし、おもしろくない。社会人のみんなは奇行をせずに雇用を乗り越えていてすごいと思う。
技術
今年は労働と大学生業にフォーカスしていて、趣味としての技術的取り組みはかなり減った。業務では昨年よりも技術的におもしろいことができたが、まだ外に出せてないものも多いので、出す作業をぼちぼちやっていく。
アウトプットを振り返ると、多くの人に見てもらえたのは Nuxt.js から Next.js へのリプレイス記事 と JSConf JP での登壇、Bind Operator 復活記事あたり。TypeScript Language Service Plugin を作るなどもしていた。
この通り、最近は JavaScript エコシステムについて考えることが多い。特に開発体験やソフトウェア設計と成果物最適化の両立に関心があり、JSConf JP でもそれっぽい話をした。また、統一ツールチェインにも興味があって、年始あたりは Rome をウォッチしていた気がするけど、最近はより現実味のある SWC に興味があり、Rust をがんばろうかなと思っている。
その他
音楽
ギターを引き続き練習している。昨年に比べると自分でも聞いていられる程度の演奏ができるようになってきた。最近は気持ち良いコード進行に興味があり、指をヘンな形にしながらギターをいじっている。
COVID-19 が昨年に比べると落ち着き、フェスやライブに何度か行けたのも良かった。特にぴあフェスで初めて NUMBER GIRL と対面できたのが感慨深い。中学生の頃から好きで、2019 年の RSR が台風で潰れて、その後 COVID-19 が流行って、で念願だったのでとっても嬉しかった。
車
今年はぶつけなかったし、イノシシも轢いていない。
まとめ
今年は 労働:学業:趣味 = 6:3:1 くらいだった。来年はもう少しのんびり 5:2:3 くらいでやりたい。
それと、留年分の学費を稼ぐために、おもしろそうな副業があったら声をかけてくれるとうれしいです。